「大手志向が間違っている」が間違っている。中小企業に入社するならここを覚悟しておかなくては…!

大手と中小の圧倒的な差

私は学生時代、大して偏差値の高い大学に所属していたわけでもなければ、大企業に就職した先輩やOBなどの知り合いがいたわけでもありませんでした。

就職活動に熱心でもなかったため、もちろん大手企業に引っかかるはずもなく…悔しまぎれに言っていたのは「大手に行ったってぬるま湯に浸かるだけだからな〜」

「大手志向は間違っている」「大手志向は危険だ」

こんなことを言う人は必ず一定数いるものです。ネットのニュースでも時々取り上げられていますよね。

ですが、それって本当に正しいんでしょうか?その記事を書いている人は本当に自身が中小企業に所属し、一定期間勤務した経験はあるんでしょうか?

これまでの職歴で中小企業ばかりに所属してきた私からすれば、大手志向こそ成功者の第一歩だと答えます。なぜなら、中小企業にはあらゆる面でリスクがありすぎるからです…。

それでも、大手への内定が狭き門であることには疑いようがありません。中小企業に就職せざるを得ない人も数多くいるかと思います。私のブログを読んでくださっている方の中には少ないかもしれませんが、大きな上昇志向を抱いているのに中小企業に進むしかない人もいる……かもしれません(笑)

そんな方々のために、中小企業ではどんなことに気を付けるべきか、覚悟しておくべき点について書いていきたいと思います。

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中小企業は穴だらけ

中小企業であるがゆえに、大手企業と比較すると様々な場面で穴ボコだらけだと感じることが多いと思います。

「中小企業は規模が小さいからチャンスが回ってきやすい」なんて表現をしているような人もいますが、私はそれが的を射ているとは思いません。

①中小企業は下請け孫請けであることが多い

一般的に中小企業は、大手企業から案件を請けることが多いです。つまり、案件の大きさにおいて大手企業に勝るということはあり得ません。

私は元々代理店営業をしていたことがありますが、営業とはいえ所詮「代理店」なんですよね。何をどう売っているに関わらず、その方針は結局元請け企業が決めることです。

下請けが案件に関して提案することはありますが、その決定権はやはり元請けの大手企業にあるんです。案件の大きさもさることながら、裁量というのも中小企業にはあまりありません…。

また、大手企業にとって下請けの企業はいくらでもありますから、中小企業では数多くある案件の一部しか任されていないと言っていいでしょう。

②尊敬できる上司や先輩がいるとは限らない

中小企業であっても、下請けであるだけではありません。独自のサービスを提供しているような企業も数多くありますよね。

ですが、中小企業であると絶対的に従業員数が少ない傾向にあります。従業員数が300人以下というのは中小企業の定義でもありますしね。

そうすると同期はおろか、先輩や上司にも恵まれないケースが出てきます。新卒で入社したにも関わらず同期は自分だけ、年齢が近い先輩も一回り以上違う…なんてザラにあることです。

そして更に、中小企業は教育や仕事の進め方など、社内の仕組みがキチンと構築されていないことが多いです。SOPやSSOPなんてもちろん、普通のマニュアルですら存在しない、先輩のさじ加減で後輩の育ち具合が大きく変わってくる…なんてよくある話です。

人数がいない分自分自身も現場の作業をこなしながら後輩を育てる必要があるため、放置プレイになりがちでもあります。それに加えて「人の上に立つ」という意識すら芽生えていません。自分が現場にいますからね。

そんな悪循環が回っていくことで課長や部長などの管理職ですら人の育て方や人の上に立つということを知りません。最悪なケースは、社長ですらそんな意識を持っていることもあります。

果たしてあなたはこんな環境で上司や先輩を尊敬できるでしょうか…?こんな組織で自分のモチベーションを高く維持し続けることはできるでしょうか…?

③圧倒的な待遇の悪さ

②とも少し関係しますが、マニュアルや教育システムが整備されていないような企業で、人事評価制度がキチンとしているわけがありません。

つまり、あなたの頑張りは給料に反映されるかどうかわからないばかりか、年齢だけ重ねて役にも立たないようなポンコツ野郎よりも給料が下になる可能性だって大いにあります。

評価制度が整備されていなければ、人の給料は年功序列で決まっていくことが多いですからね…。

それに、絶対的な給与額も大手企業には及びません。大手に就職した友人の話を聞いていてもわかります。

感覚としては、中小企業の課長は大手企業の係長くらいの給料、中小企業の部長は大手企業の課長くらいの給料くらいかと思います。

ボーナスも大手企業に比べれば半分くらいじゃないでしょうか。

④福利厚生

人財確保のためにどの企業も力を入れているとはいえ、やはりここにも大手企業と中小企業では差が出てきてしまいます。

残業代や休日出勤手当がキチンと支給されるなんてことはもちろん、休暇だってバースデー休暇だの記念日休暇だのいくらでもありますし、社内に託児所や食堂、スポーツジムを完備しているような企業だってあります。

財形貯蓄やマイホーム融資など金銭面でも助かるような制度が設けられている企業もあると聞きます。

中小企業はといえば……(笑)

給与面だけではなく、生活や働き方という面でも従業員をサポートする制度が整っているという面でも大手企業の方がより優れているのではないでしょうか。

さいごに:自分が求めているものは何か、を知るべし

上で書いてきたことを簡単にまとめるとすれば、

中小企業は、規模、人財、資金、システム……あらゆる面で大手企業と比較したときに劣ってしまう、ということです。

規模が大きければあらゆる案件を扱うことができる、つまり様々な仕事に関わるチャンスが生まれます。人財が多ければそれをまとめるために教育システムやマニュアルなど、仕組みがしっかりとしてきます。といったように敵うところはありません…。

ですが、中小企業でも悪いことばかりではありません。

中小企業は環境が整っていない分、やる気さえあれば自分の手でイチから仕組みを作れるんですよね。逆を言っているだけかもしれませんが(笑)それもかなり若いうちから責任者として色々な業務に携わることができます。上昇志向のある方にとっては、これは悪くないんじゃないですかね。

「現場」のままで会社員人生を終える人も多い大手とは違い、早い段階で会社の「経営」に関わることができる、いえ、関わらざるをえないのが中小企業です。

それを魅力として考えることができるのであれば、中小企業への就職も悪くはないんじゃないでしょうか!

私自身、現職ではほぼ未経験で総務の仕事に携わっていますが、入社して1年も経たないうちに採用をやったり、いろいろな提案をして制度を作ったりしていましたからね。

上で述べたことは大手企業でも言えることかもしれません。

ですが、確率的に見たときには圧倒的に中小企業の方が当てはまる可能性は高いですし、大手企業は資金がある分、改善しようと思えばすぐに改善できます。自由に使えるお金があることでスピード感も変わってきますからね。

就職活動をする前に、もう一度自分が求めているものがなんなのかをはっきりさせておきましょう。

「たとえ忙しくても、給料が少なくても、やりたいことが本当にできる会社がいい」

それで中小企業を選ぶのは本当に正解ですか?そのやりたいことは本当に大手ではできないのでしょうか?自己分析をする際に是非このあたりも気を付けてもらえるといいと思います。以下の記事も参考にしてみてくださいね。

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それでは!

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