辛くなったら逃げてもいい。「働かなきゃ」って思うまで待ってもいいじゃないか

辛くなったら逃げてもいい

突然ですが、私は過去にうつの診断を受けたことがあります。正確には「抑うつ状態」ですが。

世の中には、うつ病とは行かないまでも仕事に対して並々ならぬネガティブな感情を持っている人がいます。それほどまでに仕事というのは心身に毒なときがあるんですよねえ…

そんなときにどうするのが一番良いんでしょうか?転職するのがいいでしょうか?それとも上司に異動を申し出るのがいいでしょうか?もしくはもう働くことを諦めるとか…

どんな将来を選ぶのかはあなた次第ではありますが、なによりも大切なことは自分の安全を第一に考えるということです。当たり前のように感じますが、これができない人が案外多いんですよね。

上司や先輩、会社を優先させてしまうとどこかでガタが来てしまいます。そうすると身体か心のどちらかに異常が出るかもしれません。

正直、うつだと診断されると結構ショックです…。周囲からの評判はどうだの、転職に不利になるかもだの目先のことは確かにあります。

ですが、それ以上に自分を信じられなくなります。「大丈夫だと思っていたのに…」「なんでここまで放っておいたのか…」とか後悔の連続です。

そんなことにならないためにも、「自分を第一に考えて無理せず」を徹底したいですね。仕事におけるタブーだとは言われていますが、トぶということも案外悪くないですよ(笑)

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限界の指標

私の経験ですが、自分で自分が「うつになったな」という感覚を覚えるのはかなり遅い段階になってからです

朝起きても会社に行くことができない、というよりもベッドから起き上がることができない、なぜか涙が止まらなくなる…といった症状が出た時に初めて「自分がうつになったかもしれない」と考えます。

気分が鬱々として外に出ることができない、でも外に出ないと誰とも話さないからまたどんどんと気分が落ち込んでくる…という負のスパイラルに陥っていっこうに改善されないということもあります。

できることなら、こうなる前にある程度自分の状態を知っておきたいですね。どんなときに「ちょっと危ないな」と考えればいいんでしょう?

①食事に難あり

突然食事が喉を通らなくなります。本当に突然です。前日に飲みすぎたとか、さっき重いものを食べたとかそういったこともありません。

本当に突然食欲が消え失せます。お腹が空いているとわかっているのになぜか食べる気になれないんですね。喉のあたりに常に吐き気がまとっている感じと言えばわかりますかね?

胃薬を飲んでも、休日にゆっくり休んでも何も変わりませんでしたね。むしろ時間が経てば経つほどに食欲がなくなっていきました。

ただし、うつにありがちな所謂「気分の落ち込み」というものはありませんでした。問題なく会社にも行けましたし、家で一人になると考え込んでしまったり…といったこともありません。

ただ突然「食事がいつもと違う」という感覚に戸惑うといった感じでした。

②「無」の時間が増加傾向

ボーっとしている時間が増えます。尋常じゃないくらい増えます。私はそれで一晩過ごしたこともあります。ベッドにはいって部屋の明かりをボーッと見ていたらいつの間にか8時間経っていました(笑)

これが仕事中にも出てくるんですよね。ふとした瞬間にPCを見ながら、本を見ながら、電車の広告を見ながらボーっとする…それで周囲に注意されたり、ひどいときは怒られたりしてさらに気分が落ち込む…あぁスパイラル……。

③イライラがとまらない

ここまでくるとなんとなく自分でも察してきます。心に余裕がなくなっていくのが実感できるんですよね。この感覚もかなり嫌です(笑)

周囲に対して、自分に対して、何に対してかわからないけどとにかくイライラします。なぜか周囲のザワつきが通常時の3割増しで聞こえている気がする、自分の体がいつもより重くて動くのが億劫、などなど…

こうなってくると「ただの疲れではないのかもしれない」と考えるようになります。それでもいつもどおりの生活を続けているとある時ガクッときてしまいます。

私が実際に自覚したのは上の3つくらいですが、それ以外でも結構予兆はあるようです。

怪我がしやすくなったり、肩のこりがひどくなったり、常に吐き気を抱えていたりというのは聞いたことがあります。

こういう症状が出てくると限界が近いかもしれないですね。

もっと自分を大切にするということ

上に挙げたような症状が見られなくても、限界だと感じる瞬間はあるかもしれません。日曜日が憂鬱になったり、電車に乗っていると気分が悪くなったり、ふとしたときに仕事のことを考えてしまって自分を責めたり…本当に仕事というのは嫌なものです。

確かに誰でも感じることかもしれません。ですが、みんなが同じだからといって自分も我慢できるとは限らないんですよね

辛いこと、耐えられないことを見て見ぬふりしないように徹底的に意識することが大切だと思います。

トぶという選択肢を頭に入れておく

私は大学を卒業してからの一社目にメディア業界を選んだんですが、そこでは「トぶ」という言葉が当たり前のように使われていました。もしかしたら「飛ぶ」という書き方をするのかもしれませんが、よくわかりません(笑)

昨日までいたスタッフが何も言わずにいつのまにか消えてしまうという現象です。無断欠勤というやつですね。

確かにトぶことによって周りに迷惑がかかるかもしれません。ですが、幸か不幸か誰か一人がいなくなったところで会社やチームの運営上にはあまり支障はないんですね

本当は痛いです。ですが、スタッフがいなくなったことを理由に仕事を遅らせていいわけがありません。どれだけ痛くても、残ったスタッフに負担がかかっても仕事は完遂させなければいけないんです。

確かに迷惑はかかっているかもしれない、でも仕事上は問題ないようにするのが組織としての義務です。そういう意味ではトぶことに対して抵抗を持つ必要はないんです。

最優先は「自分」であることを忘れない

「私が休んだら、会社に、先輩に迷惑がかかるかもしれない…」

そう考えるのは社会人としてとても素晴らしいことです。その気持ちを忘れてはいけません。ですが、なによりも一番大切なのは「自分を最優先に考えること」です。ここをはき違えてはいけません。

会社はあなたを雇い、評価してくれます。時には働きに応じてボーナスをくれるかもしれません。ですが、いざというときにあなたを守ってくれるという保証はありません

そんな中であなただけは自分を一番に大切にしてあげなくてはいけないんです!

少し休むことで「働かなきゃ」と思えるかもしれません。そこまで待っても良いでしょう。もしくは転職を考えるかもしれません。どう考えるにせよ、自分が動くことで憂鬱な現状が少しは変わっていきます

上司や先輩に相談するでもよし、異動願を提出するでもよし、それでもダメで自分が押しつぶされそうなら最終的にはトんでもよし!

さいごに:「働かなきゃ」を待つ姿勢

人間というのはよくできているもので、働いているときは「休みがほしい」「毎日休みだったら最高なのに」と考えがちですが、いざ休みばかりになると「働かないと」と思うようになります。

まぁ、腐るほどお金があればそうは思わないかもしれませんが…(笑)

働きすぎて心に余裕がないと、逃げ道がわからなくなってしまいます。そんな中で周りを見ると同じように働いている仲間がいる…それで「これが当たり前なんだ」「こんな忙しいのも当然だ」「みんな忙しいんだから仕方ない」なんて考えてしまうんです。

その仕事はそんなに楽しいものでしょうか?お金と休み以外に喜びはありますか?

時にはゆっくり休んで「働かなきゃ」を待ってみる、そんなことをしても悪くないかもしれませんよ。

それができないような環境であればトんでみてもいいかもしれません。ただし、その会社に戻ることを考えているのであれば用法・用量は計画的に(笑)

自分を大切に、少し周りを見て視野を広くする意識を持つ、そのあたりを忘れずに少し気楽に仕事に臨んでもいいかもしれません。

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