「営業=仕事できる」「総務=誰でもできるし楽」は間違えている。世の中の営業職はポンコツばっかり!

世の中ポンコツだらけ

私はとある中小企業で総務人事の仕事をしています。実際に管理部門の一員として働いてみると、結構大変なことも多いんですよね。

人事も兼ねているので新卒採用の時期になれば忙しいですし、年末年始はお歳暮だの年賀状だのでバタバタします。

ただし、世間一般の視点で見てみると、総務をはじめとした管理部門はかなり楽な職種だという認識があります。常に定時で帰ってアフター5を楽しんでいる…なんてイメージがかなり強いのではないかと思います。

これに関しては過去の記事で反論したりもしているんですが、やはり困るのは総務職を募集した時に、楽をしたいがためだけに応募してくるような人が多いということなんです。

応募数だけはアホみたいに増えますが、その中で本当に使えそうな人はごくわずか…私の経験上だと、採用してもいいと思えたのは2%くらいです。100人も応募が来て、2人しかいない…こんな燃費の悪いことはありませんよね。

面接で色々な人に話を聞いてみると、とにかく営業職がイヤになった人が総務へ逃げ込んでくるんですよね。その次に多いのはSE経験者です。

「夜遅くまで馬車馬のように働いて、寝る時間もなかった」

「数字に追われているのが苦痛で仕方がなかった。自分の性に合わない」

「ワークライフバランスがどうのこうの…」

こんな感じです。もっと楽がしたいから、自分は仕事ができない・遅いから、成績を追い求めていくのに疲れたから、総務を志望しているんですね。うーん…。

これを聞いて私が声を大にして言いたいのは、皆さん営業職を高く見積もりすぎですよ!

そして、そんなあなたの逃げ場になるほど総務は甘くありませんしね。

営業職=デキる人

総務職=楽な壁際族

この方程式はいつからあるんでしょうか?全然正しくないですからね!

営業職でも仕事のできない人は多いですし、総務職でバリバリ働いている人もいます。今回は皆さんのズレている認識を少し修正させていただきたいと思っています。

どちらかというと、就職活動の役に立つ情報というよりも私の愚痴の方が勝るかもしれません(笑)

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中小企業の総務になってごらんなさい

総務として適当に言われたことだけやって、聞かれたことにだけ答えるようなスタンスであれば全く問題はないかと思います。ですが、ひとたび会社を良くしようと考え始めると、自分一人の力ではどうしようもない壁にぶち当たります。

総務ができる最初の仕事としては経費の削減が挙げられるでしょうか。消耗品費をどれだけ抑えることができるか、オフィスの蛍光灯をLEDにするなどしてランニングコストを下げていかなければいけない…などなど細かく見ていくとかなり多岐にわたると思います。

それを一人で完遂しようとしても無理があるんです。だって、コピー用紙の値段を自分で下げるわけにも行かないし、蛍光灯からLEDに変えることも、導入にどれだけお金がかかってランニングコストはどれだけで…なんてわかるわけありませんよね。

そうやって色々と考えていくと、必ず他企業へ見積の依頼をしたり、打ち合わせをする機会が発生します。このときに接するのは、当然その企業の営業職なんですよね。

世の中は使えない営業職のオンパレード

一般的にも名の知れた超有名企業や人気企業、大手企業であればそうではないでしょうが、中小企業の総務になってしまうと、そうして接する営業職の多くがポンコツです。

本当にポンコツなんですよ!

営業職が、ビシっとスーツを着こなして、髪の毛もバッチリ決めて、爽やかな笑顔…女性であればメイクまでしっかり…仕事もバリバリこなしてます!なんて人ばかりだと思っていると大間違いなんです。

言われたこともできない。もちろん言ってないことを気遣ってやっておくなんて論外。

見積の項目について質問してもわからない。後日専門のスタッフと一緒に来社。

普通に納期が送れる。

商品を購入した後のアフターフォローなんてないようなもの。

などなど…呆れ返るほどポンコツばかりです。

営業職の多くが営業職しか経験をしていない人です。他の職種を経験していたとしてもおそらく現場がメインではないかと思います。つまり、自分自身が顧客になった経験がないんですね。そうすると自社の商品についての知識が多少あれど、顧客が何を気にするのか、管理部門の人間であればこの商品のどういったところに注目するのか、という他者の視点に立つことが全くできないんです。

自分だけではなく、もちろん先輩や上司も同じ。だからそれが正解だと思っている。

本当に厄介なポンコツの集まりなんですよ。特に中小企業に営業を仕掛けてくるような人は大抵がこのパターンです。「ぼく(私)はそんなんじゃない!」という方がいらっしゃったらすみません…。ですが、本当にこういう人が多いです。

「仕事ができる」とはどういうことか?

では、一握りの仕事ができる人たちは、なぜ「仕事ができる」と認められているのでしょうか?

営業的な視点はほぼわかりませんが、営業からアプローチを受ける立場として言えば、それはひとつのポイントを抑えている人だと思います。では、そのポイントとは何か?

+αの提案ができるか否か

これにつきます。

簡単そうに思いますか?

この言葉だけ聞けば、もしかしたら簡単に感じてしまう人もいるかもしれませんね。ですが、これができる人はめったにいません。自分ができていると思っている人は考えを改めたほうがいいかと思います。いや、マジで。

「御社の求めているこの商品ですが、今お買いいただくと¥○○安いんですよ!さらに¥□□プラスしていただければこんなサービスもオプションでお付けしますよ!」

これを+αの提案だと思っていませんか?全く違いますよ。

こんな提案、商品が安くなる時期であれば誰でもできますし、正直提案ではなくてただのサービスの説明にしか聞こえません。ていうかパンフレットとか資料見ればわかることじゃん…わざわざ時間とって話す必要ある…?

提案先の企業を本当に知ろうとしているか?

提案を受ける側が本当に欲しているのはそういうことではないんです。

同じ商品に興味を持っているといっても、それまでの経緯には必ず企業ごとの個性があります。LEDをなぜ導入しようと考えているのか。それは経費削減からなのか、蛍光灯は寿命が短すぎて頻繁に交換するのが手間だからなのか、蛍光灯では照度が足りなくて、もっと明るいものを求めているのか…LEDに興味を持つ理由なんていくらでもあるんです。

そんな声そっちのけで自社の商品を語り「安くできますよ」と言っているだけで注文がとれるほどこちらも甘くはありません。

その企業の個性を踏まえた上で自分なりに考えて、その企業によりマッチした提案をできるのが本当に仕事ができる人です。言われた通り商品のパンフレットを持って、言われた通り見積だけ出すなんて誰だってできることですからね。

これは営業職だけに当てはまることではありません。どの業界や職種であっても、仕事ができる人はサービスを提供する相手を主体に考えることができます。総務や企画といった管理部門であれば会社全体になります。営業職であればもちろん顧客ですよね。

商品の説明に慣れている人はいくらでもいるでしょうが、相手先の立場に立つことに慣れている人はほとんどいません。そんなこと考えて営業なんかしないという人もいるでしょう。ノルマに追われてそれどころじゃないかもしれません。

でも、それができない人がほとんどだからこそ、できる人になってしまえば成績はぐんと伸びていくのではないでしょうか?

まとめ:偉そうにしてる先輩だって実はポンコツかも

今回は私の愚痴も込めて営業職を例えにしてみましたが(笑)、おそらく業界・職種を問わず大半は仕事ができない人で固められているのが企業というものだと思います。

それに、今の時代本当に能力のある人は企業に所属せずに自分でいくらでも儲けることは可能ですからね。

なので、もしあなたが営業職であろうと事務職であろうと「楽がしたい」「言われたことだけやってればいい」「考えなくてもいい仕事」だという理由で総務を志望するのはやめておきましょう。

営業職であったとしても努力せずに楽している人はいくらでもいますし、総務でも終電がなくなるまで働き詰めの企業だってあります(私もそうです…)。あなたの隣で偉そうにしている先輩も、奥でふんぞり返っている管理職も、実は仕事のできないポンコツである可能性はかなり高いんですよ。

どうすれば燃費良く仕事を片付けられるのか、どうすれば自分の営業成績が上がるのか、どうすれば定時で帰れるようになるのか、精一杯考えて考えて実践して、それでもダメな時に「楽な総務」を志しても遅くはありません。

今回は、私の愚痴も含めて「仕事ができるとはなんだ?」ということを独断と偏見で書いてきました。

是非これを見て、より優秀な営業職と、より優秀な総務志望者が増えてくれることを切に願います(笑)

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