総務の仕事は悲しさ溢れる…。これでも本当にやりがいのある、楽な仕事だと思うのか!?

総務は悲しい、悲痛な仕事

皆さんは自分にとっての仕事のやりがいはなんだと思いますか?

実はこれについて考えることって案外少ないんですよね。

新卒の時は社会経験がないぶん、想像しかできません。それに、なにより「憧れ」が最優先となるのが新卒ですからね。仕事のやりがいまで考えることはあまりないでしょう。

中途になると多くの場合「現状から逃げたい」というのが比較的大きな動機になります。「綺麗事なんてどうでもいいからとにかく違う企業に転職したい」というのが本音ではないでしょうか。

その中で転職市場で強い人気を誇る総務職には、あなたは果たしてどんなやりがいを得られるでしょうか?

そこを深く考えずにただなんとなく「楽そうだから総務を志望する」というのは結構危険なんだよなあ…という話をします(笑)

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仕事の楽しさも無視してはいけない

特に近年は働き方に対する意識が変化してきています。

やりがいよりもプライベート

お金よりも定時上がりや休みがあるかどうかが重要

確かにわかります。仕事をするだけで満足な人生が送れるわけではありませんし、企業に所属していれば将来安泰な世の中でもありません。会社以外のところで自分の人生をどうやって充実させるかはとても重要です。

ですが、仕事のやりがい、もっと分かりやすく言えば仕事の楽しさを無視したまま続けているのも、あまりいいことではないんじゃないかと思います。

仕事を選ぶ際の最優先事項ではなくていいと思います。ただ、自分に向いている仕事や自分がやっていて少なからず楽しいと思える仕事を続けるのは案外大切なんじゃないでしょうか。

好きでもない仕事を週に5日、年に200日以上も続けたくないですよね。

自分で起業して稼ぐ気にはならないし…適当に仕事して適当にお金もらえるくらいがちょうどいい。でもつまらない仕事は嫌だなあ…少なくても3〜5年くらいは続けられるように多少のやりがいというか楽しさはほしいかも…

これくらいの気持ちでも良いので、「仕事の楽しさがゼロなのはあまり良くない」ということはわかっておきましょう。

総務の仕事はダントツでやりがいも楽しさも感じない

皆さんはどんなときに「仕事が楽しい」と思えるんでしょうか?

業界、職種は違えど、ほぼすべての人に当てはまる魔法の言葉があるんです。それは…

達成感

これです。

大きな商談を成功させたとき、新しいシステムを開発したとき、自分の営業成績が全国1位になったとき…なにかを成し遂げたときに得る達成感こそが、仕事を続けていく原動力になることが多いと思います。

もちろんそれ以外にも、給料の面や家族の存在など、個人個人にそれぞれあるでしょうが、達成感を外して仕事の楽しさ、やりがいを語ることはできないと思います。

さて、総務はというと……

自分の仕事は数字に反映されない

総務は自分が売上を取ってくるわけでも、自分の会社の成長につながる開発ができるわけでもありません。

つまり、自分がどれだけ頑張って仕事をしても、それがそのまま企業の利益にはつながらないんです。

私自身の仕事として人財の採用がありますが、それすらも直接は企業にはプラスになりません。採用自体にはコストしかかかりませんし、採用した人財が実際に活躍するかどうかもわかりません。大きなコストをかけて採用した人間が活躍しなければ、それはもう金の無駄遣いでしかありませんよね(笑)

採用した人財が成長するかどうかは人事ではなく、実際に配属される現場やその人自身によりますから、たとえその人が成功したとしてもそれは人事の功績ではありません。

数字の面から見れば、人事の仕事はマイナスは生むものの直接的なプラスは決して生むことはありません。

それって精神的にも達成感を得にくいどころか、自分の給料にも影響してくるんですよ。数字を背負ってない分、自分の成績をどうやって評価されるのかわかりません。大企業にもなればキチンとした評価基準があるのかもしれませんが、中小ではそんなことはないんです。

評価基準が明確化していないということは、それによる昇給もあまりないということです。そして成績が反映されるボーナスやインセンティブも大体定額…(泣)

自分の仕事が感謝されることはない

総務は企業において「当たり前」を作り、維持する組織です。

オフィスにデスクや椅子があるのは当たり前。天井のライトは常に光っていて当たり前。所定の場所にボールペンがあって当たり前。コピー機やプリンターが使えて当たり前…。

あなたが営業職だったとしましょう。

自分のオフィスにデスクがあることを感謝するでしょうか?

スイッチを入れて天井の明かりが光ると総務に感謝するでしょうか?

コピー機に用紙が入っていて感謝するでしょうか?

総務職を募集するとよく「周りをサポートし、感謝されるのがやりがいです。」なーんて言う人がいますが、総務でその夢が叶うと思いますか?

感謝されたいならドデカい案件を取ってこいという話だと思いませんか?

仕事に対するモチベーションを自ら持てる人でないと総務の仕事は務まりません。仕事のモチベーションを他人ではなく自分に持てる人、つまりどんなことにでも自己満足に浸れる人こそが本当に総務に向いていると思います。

誰かに憧れられることはない

先ほども言いましたが、たとえ人財を採用したとして、その人が成功するか否かは実際に配属される部署の先輩・上司やその人自身にかかってきます。どれだけ頑張って採用活動をしたとしても、どれだけ目をかけて新入社員研修を行ったとしてもです。

そう、総務自身が誰かの先輩やメンターになるというケースはかなり少ないんですよね。総務に配属されるとなれば話は別ですが、中小企業であればそれは微々たるもの…。営業をはじめとした現場に配属されるのが基本です。

自分の手で後輩を育成することはあまりない、つまり仕事ぶりや背中を見て、自分に憧れてくれる存在がいないということです。

人と関わるのが好きで、周囲からの感謝が仕事のモチベーションになっているあなた…総務になると、あなたに感謝し、そして憧れてくれる存在というのは案外少ないんですよ……。

私だって、現場の人からすれば言えばなんでもやってくれる便利なおっさん程度にしか過ぎません。尊敬されているというよりも舐められているというのが本当のところではないでしょうか(笑)

さいごに:総務は楽じゃない、でもやりがいゼロでもない

とりあえず現時点で思いつくのはこんな感じでしょうか。もし追加で書きたいことがあれば随時やっていきます。

それでも大きな声で「総務がやりたい!」と言えますか?

言えるとして、総務がやりたい明確な理由を相手に説明できますか?

私は決して「総務をやるな!」という記事が書きたいわけではなく、やる気もない・楽することしか考えないようなポンコツが総務を志望しないでほしいと願っているだけです。上の疑問に答えられない人は総務を志望する資格はないですよ。ほんとに。

もちろんネガティブなことばかりではありません。自分で色々な仕組みを作って会社を動かすことだって可能ですし、「会社全体」という視点で物事を見る力が養える…気がします(笑)

周りから感謝もされない、自分の成績も残らない…でも密かに会社を動かしている喜びに浸れる人、仕事のモチベーションを他人ではなく自分自身で作れる人、そんな人は総務に向いているんじゃないでしょうか。

妥協の末の総務志望者なんて不要です。是非「意識の高い」総務志望者が増えてくれることを切に、切に願っています!

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